幼き日の母の思い出
ミニスカートでヒップをツウィスト
テレビの前でエルビスの映画を観ながら踊り続ける母 ときどき絶叫!
それをコタツで観ている5歳の私
小さい頃 うちには音楽が溢れていました
母はソプラノ歌手だったけど ビートルズ エルビス パットブーン トムジョーンズらが大好きで モノマネをしながらよく踊る人でした
祖母曰く 母は歩きだすより前に踊りだし しゃべり出すより前に歌っていたって
小さい頃から町に出た時も 商店街の音楽が流れるだけでスカートを広げながらクルクル回っているような子だったそうです
私にも歌を教えてくれて昔は良く一緒に歌ったものです
母にもらったもので一番大切なのは小さい頃のそんな思い出
現在の私にとって音楽をすること 歌うことは本能のように感じます
メロディーや詩への憧れも自然に湧き出るものです
なぜ歌うって? 意味や訳なんてないし 理屈もルールもない
感じるままに表現したいだけ
音楽は宇宙に繋がっている芸術のように感じます
ライブやコンサートは祭りのようです
思いをメロディーにして神様に聴いていただく神聖な祭り
争いのない平和な世界を築く原点も 宇宙に繋がる音楽である気がします